【英語が聞き取れない理由】
娘にバレエを習わせようと思っています。
先日、バレエのコスチュームを買いたいと言うので、バレエ用品店へ行きました。
そこで、靴とタイツを購入。
レオタードも買おうかーというと・・・
「靴とタイツ買ったからもういいよ」と言うではありませんか!
レオタードは、メインでしょー・・・とびっくりして「謙虚だねー」というと、
「金魚ー!!」と言って、娘はケタケタ笑いだしました・・・・。
いやいや、「けんきょ」だよ。
「きんぎょ」じゃあないよ・・・。
あんまり嬉しそうなので、ま、いっか。と放置←母親失格
と、ここで思ったのです。
これって、英語でも同じだなー・・・。
「聞き取りが出来ないんです」と言っている方は、実際聞き取れないのではない。
これが私の普段考えていることです。
実は、「聞き取り」は、「聞こえる」ことではなく、「知っているかどうか」が問題なのです。
それは、難しい単語をどれだけ知っているか、ということよりも、
単語がつながると、どんな風に発音されるのか、ということを知っているか、の方が大きい要素を含んでいます。
例えば、発音に対してコンプレックスを抱えている方の多くは
「R」の発音と、「L」の発音を、正確に言えるようになること
に、ものすごい労力を費やしてしまいがちです。
しかし、確かにそれはできるに越したことはないのですが、それが出来たからと言って、
check it out!
は、聞き取れないのです。
この「check it out!」は、単語がくっついた時の発音の仕方でとても有名な例です。
この、一つ一つの単語を綺麗に発音しようとするのが、前者の例。
例えば、「チェック!チェック!」「イット!イット!」「アウト!アウト!」
と、それぞれの単語を綺麗に発音できるようになるのと似ています。
しかし、実は、ネイティブがこの文章を一気にいう時というのは、
「チェック イット アウト!」などと言ってはくれないのです。
「ちぇけら」
これが、単語がくっついた時、文章で話される彼らの英語です。
check it out!
が、文章で話されると、「チェケラ」に聞こえる。
この事実を知っているかどうか。
これが「聞き取り」の鍵を握っていたのです。
と、いうことで、「けんきょ」という単語を知らない娘には、
「きんぎょ」に聞こえてしまった。
というお話しでした。
この「リンキング」と呼ばれる、単語のくっつき方を学べる場。
それが、「マイ・ストーリー・ラーニング」です。
この発音セッションを受ける間に、リンキングが身についてしまう人が続出!
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