企業の人事部の方であれば、一度は聞いたことがあると思います。
「TOEICで高得点を持っていても、英語を話せない社員が多すぎる!」
なぜ、TOEIC高得点であっても、英語を話すことができないのでしょうか?
それは、「言い換える力」を持っていないからなのです。
なぜ、TOEICで高得点を取るまでに努力した社員の方々に、
「言い換える力」が備わっていないのか。
理由は3つあります。
1つ目は、「単語力」のワナ
英語を使いこなすようになるためには、まず単語力だ!と、INPUTありきで、みなさんは勉強をされます。
しかし、日本人の大人の日本語の語彙数は、約5万語。(諸説あり)
これに対して、TOEIC730点を取得するのに必要と言われている単語数は、約8000語。
そこには、実に4万2000語もの差が存在します。
TOEICで高得点が取れても、自由に話せないのは当然のことと言えます。
英語を話すためには、
「とにかく単語を覚えよう」という考えのワナから脱出する必要があるのです。
そして、2つ目の理由は、「正解」のワナ。
TOEICのテストは、「ひとつしかない正解」を追い求めるものです。
結果的に「正解」に固執する勉強方法をみなさんは長く続けてきています。
しかし、実践の場で成果を上げるのは、
「正しいかどうか」ではなく、
「伝わるかどうか」
言いたいことがあるのに、頭の中で正解を求めてグルグル… 結局、発言ができない。
TOEIC高得点者が、伝わる英語を口から出すためには「正解はひとつだけ」のワナから解放させる必要があるのです。
そして、最後の理由が、
「TOEICテストで、言い換える力を問う問題は出されない!」
実は、これは長きに亘り、私たちが受けてきた英語の授業にも同じことが言えます。
学校の英語の授業を否定するつもりは全くありません。
大量の単語を覚え、正解を導くことを中心とした学習方法は、”テストで高得点を取るため”には、非常に有効です。
そして、諸外国からは、日本人の英語の”知識”はすごい!と言われる所以となっています。
しかし…現場実践では話せない。
それは、「言い換える力」を伸ばす勉強法をしてきていないことに起因します。
では、「言い換える力」が身に付くとどうなるか?
既に覚えた8000語の単語が、次々に紡がれれば、「表現できない言葉がなくなる」という奇跡のような現象が起きるのです。
これから、我々日本人に必要になってくるのは、「OUTPUT」の力。
単語力が足りない!
熟語を知らなすぎる!
と、「覚えることありき」ではなく、
また、「正解ありき」で口から言葉が出てこないという状況を脱するために、
「いかに、自分の言葉で伝えるか」ということに注力した視点を持ってみませんか。
せっかく取ったTOEICの点数を「現場に活かす」講座を開講しています。
もしよろしければ、まずは「言い換えの技術」を学ぶベーシック講座でご体験ください。
「企業研修担当」とご記入いただければ、無料でご参加頂けます。
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これまで「言い換える力」を伸ばす訓練をしてきていないことは事実。
それを「引き出す」訓練や、
「自分の力でコトバを紡ぐ発想方法」などのノウハウを持ち合わせていないのが現状です。
ビジネスの現場で、 「あんなに勉強したのに話せない…」と悩む方を減らし、
英語の壁のために失いがちな自信を取り戻すことで、能動的に職務に取り組む社員様へと育成するお手伝を致します。