【旦那さまのズボンが3本連日敗れた件】
旦那さまのズボンの危険度が止まりません。
娘と遊びに行き、滑り台を滑ると同時に、「バリッ!」という豪快な音と共に無残に引き裂かれたかわいそうなジーンズ。
これも、一本ならば、「たまたま」ということにもなりましょうが、これまた連続技を見せつけており、日々記録更新中。
彼曰く、
「ちょうど、このズボンを買った時期が同じだから、消耗時期なのだ!」
と言い張っていますが、そこのところは私にはわかり兼ねます。
はてさて、そんな週末、彼が公園に行く準備をしながら私に言いました。
旦那さま「ねえ、ゆかちゃん、ちょっと隣の部屋から違うジーンズ持ってきて。
大爆笑とって、そっちにしておくわ」
私「・・・・・・・・・。???????」
心の中 「今、”大爆笑とって”って言った?
言ったよね?
取っちゃうの?大爆笑?
やっぱり、すごい勢いで破れると、おいしいよね・・・
いやー、でも、この人大爆笑取ることに人生かけてるタイプと違うしな・・・」悩
心の中2「そうだよ、大爆笑じゃないんだ!きっと。
え、じゃあなんて言った?
「だ」は絶対言ったよな・・・
ジーパンを指さしてる。
↓
また破れることを心配している・・・?
↓
だ ○ ○ をとって、そっちにしておく・・・・・」
「大事をとってそっちにしておく!!!!」←心の叫び
この間、3秒!
これ、聞き取れたわけじゃないわけです。
私の中の、「聞き取り」以外の能力、
つまり、
「このシーンでこんな感じのことを言ったということは・・・」という
「状況分析能力」で理解したわけです。
これ、実は、日本語を話している上では、かなりの確立でみなさん使っている能力だと思います。
道路工事でうるさい道を歩いているときも、子どもの叫び声の中ママ友と会話をしている時も。
はたまた、クレームの電話をかけている上司の横で同僚と打ち合わせをしている時も。
みなさん、驚くほどこの能力を使っています。
しかし、それにもかかわらず、英語になると途端に
「聞き取れなかった・・・」
と落ち込み、
その能力にフタをしてしまう人がとても多い気がします。
よくよく、話の流れを把握して、状況を考えてみたら、想像できるかもしれないのに、
一言一句聞き取れないと、気が済まない!と耳を凝らす。
そして、「やっぱり聞き取れない!」と悩む。
でも、本当にそうでしょうか?
みなさん、日本語だって、全部聞こえる前に大体何を言いたいのか想像して、答えてたりしていませんか?
実は、日本語だって、だいたいで話していませんか?
そんなに完璧に聞き取ろうとしないでも、大丈夫。
「大事をとって」が「大爆笑とって」に聞こえてしまっても、なんとかなる。
自分には、それ以上の能力が備わっているんだ!
と、自信を持って、会話をすることを楽しんでください^_^
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